「麻婆春雨が俺を呼んでいる。」
いやあ本当に美味いなあ。
幸福度指数120パーセント。
麻婆春雨は一時期しばしば作っていたから独自のスタイルでやってる。
レシピを伝授しよう。
<4人前程度>
"調味料"
水約450ml
醤油45ml 酒30ml 甜麺醤(味噌)小さじ1
豆板醤大さじ1目安 (辛さが欲しい人は大さじ2位でもok) 砂糖小さじ2
"具材"
人参1本
玉ねぎ大1/2個(小さいのなら一個)
小松菜2株
ネギ1/2本 頭をみじん切り
挽肉200グラムほど(お好みで増or減)
春雨 90g (茹でて食べやすい長さにカットしておこう)
1.みじん切りした玉ねぎと人参を弱火でじっくり炒める。
2.炒まったら皿に移して、次は挽肉だ。僕は国産牛豚合挽きをよく使う。挽肉とみじん切りした"ネギの頭"を入れ炒める。
☆どちらも塩忘れずに。
今日は小松菜を入れたが挽肉が炒まったタイミングで加える。
3.炒まったらこれらもまた皿に移す。
そうそうここ1ヶ月ほど小松菜にハマってる。
4.ここからがポイントだ。豆板醤 みじん切りのニンニク一片と生姜適量を投入して炒める。
☆具材を全部取り出して0の状態から再出発するのが自分なりの重要点。
そっからは簡単だ。
5.取り出した具材を再投下して茹でた春雨を入れ少し炒めてから調味料 を入れて煮立てる。
6.最後に水溶き片栗粉入れてトロミがついたら完成だ。
少々多く作りすぎたようだ(笑)
個人的には豆板醤を多めに入れて旨辛にするのが最高に美味いと感じる。
よく作っていたと言ってもそれは一年半前のことだから、今日は久しぶりの麻婆春雨だ。
是非今夜のお供にいかがだろうか。
きっと春雨も喜び、春の雨を降らすだろう。
(なんてつまらないことで結んでしまったのだ。恥ずべき)
では 皆さん また明日。
「ブロッコリーとツナのオイルパスタ」
私がしばしば口にするパスタ。美味い、簡単
満足度120パーセント。今回はそのレシピを紹介していく。
<一人分>
パスタ80g 塩適量
オリーブオイル適量 ニンニク一片 (鷹の爪1本)
玉ねぎ1/4個 トマト(中玉)1個 ツナ缶1個
ブロッコリーはお好きなだけどうぞ
1.まず材料の準備からだ。
玉ねぎは薄切りにする。トマトとニンニクはみじん切り、ブロッコリーは下茹でしておく。
並行してパスタを茹でよう。アルデンテに仕上げるためパッケージ表示時間よりも1.2分短く。
2.フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火でじっくり炒め、オイルにニンニクの香りを移す。
☆火をつける前にニンニクを入れることによって火の通りにムラがなくなる。
また鷹の爪を入れる場合は、ある程度ちぎった状態のものをこのタイミングで入れよう。
3.ニンニクがふつふつ湧いて、香りが立ってきたら、玉ねぎを入れ炒める。
☆ここで焦って中強火にするとニンニクが焦げてしまうので注意。ニンニクの気持ちを最優先しよう。
4.玉ねぎに火が通ったらブロッコリー、トマト、ツナ缶を入れ馴染ませる。
5.馴染ませたら一旦火を止めてパスタの茹で汁を30mlほど入れフライパンを振り、乳化させる。
☆ツナの旨味でカバーできるので乳化にそこまでこだわる必要は無い。
5.白濁とした色になったらパスタを入れソースと和える。麺の硬さや味を見ながら茹で汁をチョビチョビと入れて 好みの味となったら完成だ。
ツナとニンニクのハーモニーが絶妙。野菜もたっぷりで健康的かつブロッコリーのおかげで食べ応えも抜群。
是非お試しアレ。
「THEボンゴレ」
誰もが好むボンゴレ。
ボンゴレって美味しいですよね。
アサリのダシはたまらない。酒蒸しは勿論、スープにしても麺でもどう使っても美味くなる。ただ一つだけ欠点がありそれは塩抜きが必要であることだ。陳列されている熊本県産アサリを、スーパーで手に取り帰ってすぐ食えない辛さ。もしその日にアサリが食いたいと思って手を差し伸べたのに、次の日になってアサリを食う気が完全に失せたらどうするんだ。僕の場合そんなことは100%ないが。人間の欲望にストップをかけるアサリ。なんて奴だ。たいしてクールでもないフォルムのくせに。私は惚れた。
これだからアサリは最高だぜ。
俺はアサリの塩抜きに最低でも5時間はかける。水200ml 塩小匙6g perアサリ200g 容器を新聞紙で包んで冷蔵庫にぶち込む。簡単なことでないか。人間"待つ"ことも大事なのだ。
アサリは効率性 コスパに囚われている我々に無言で訴えかけてるのだ。何て哲学的な生物なんだ。 そんなことを言ったら捉え方によってはこの世の生物、全て哲学的ではあるが。
そのような哲学的生物の多様性を保つためにも環境問題にはアンテナを張り巡らせよう。丁度先月にG20が開催され、気候変動に関する取り決めが行なわれたが、アメリカへの懸念を前面に押し出すことはできずなんとも歯切れの悪い結果となった。良いか トランプ大統領。 パリ協定の脱退宣言は再選を脅かしかねない。近時のアメリカ国内世論は気候変動への話題に対し高まっている。来年2020年秋に大統領選挙を控えるトランプ氏にとってパリ協定への復帰など気候変動へ積極的な姿勢を見せることは国外だけでなく国内でのアピールともなる。今後の展開に期待したい。
「カツ丼」
揚げたてのカツを、そのまま食わずに丼にしてしまう贅沢さ。なんて事だ。昼間からひたすらに今日の夜ご飯は何を食おうか、で頭の中は飽和状態。肉を食おうとは決めていた。ただ、ハンバーグにしようか、いやそれともステーキで一発かまそうか、ここは無難に生姜焼き?唐揚げ?色々考えたが、近くのスーパーへ行ったら答えは一瞬だった。トンカツ用の国産豚が安くなっていたのだ。これはしめた カツ丼にしてやろう。と、即決したわけだ。最初はトンカツのまま食らおうかとも思ったが、私は揚げ物の経験が浅く感動するほどのものは作れない、と思い留まった。実際、衣がなかなかうまく付かずそれなりのトンカツになってしまった。パン粉もずっと前に使用したものを用いたし、尤もなことである。今度は生パン粉を使って極上のトンカツを、食おう。ベジタリアンを辞めてからは、肉の美味さを存分に味わっている。豚や牛、鳥よ。ありがとう。君達のおかげで日々、幸せを享受している。あなた方の分まで必死に生きることをここに誓おう。
話を元に戻そう。そうだ、極上のトンカツを作りたかったのだ。そこでだ、誰か揚げ物の極意やらを教えていただきたい。
吉本ばなな作「キッチン」に登場するカツ丼のおじさんに是非伺いたいものだ。
「エビをガツンと食らいたい向けパスタ」
「エビをガツンと食いたい人向けパスタ」
半額で112円だった甘エビのポテンシャルを最大限に発揮させた。
最高に美味い。
最初に海老の殻を取る。
オリーブオイルでガーリックのみじん切りをペペロンチーノと同じ要領で炒めていき、香りがオイルにうつったところで甘エビの殻を入れじっくり炒めていく。
その後白ワインをふって海老の生臭さを除去し、ホールトマトを入れ煮詰める。
最後にそれらを濾して海老の超濃厚トマトソースの出来上がりだ。
最高に美味いのでぜひお試しあれ。
112円でこれほどにも私を満足させるとは。
ホッコクアカエビに最大級の賛辞を送りたい。
(ホッコクアカエビとはいわゆる甘エビのことである。たまには正式名称で呼んであげようではないか。)
日本政府が韓国政府の元徴用工問題の対応に非があるとして対抗措置を講じたという報道に関して。
結論から言うと私は100パーセント日本の対応に反対だ。
理由を述べる前に報道の中身を是正することから始めたい。まず"対抗措置"しばしば禁輸政策と報じられるが、それは間違いだ。今まで簡略化していた手続きを復活させるだけであって禁輸ではない。そこは勘違いしないでいただきたい点だ。禁輸ではなく"輸出規制"という言葉の方が正当だ。
さてさて何故私が反対するかというと理由を述べていこう。
大きな私の主張は、自由経済を主張し続けてきた日本が今回の対応を行うことは完全に矛盾しているということだ。G20で「自由で公正、無差別的で透明、予見可能で安定した貿易環境となるよう努力し、開かれた市場を保っていく」と議長国の日本政府はまとめていたが、その面影はどこへ消えてしまったのだ。確かに徴用工を巡る韓国政府の対応には問題がある。それに対して日本が是正を促していくのは重要であり、またしなければならないことでもある。しかしその手段に輸出規制を使うのは甚だ疑問である。トランプ政権の制裁措置を用いて各国に圧力をかける外交戦略を見習ったとでもいうのか。現代のようなボーダレスでサプライチェーン(供給網)が世界全体に広がる中で輸出規制やら関税措置やらを用いるのは世界貿易・経済に多大なリスクを生む。G20では当に上記を再確認したはずだ。また日本が対抗措置を行ったところで、韓国が交渉の場に現れるかといったら一概にイエスとは言えない。むしろ通商協議の方が韓国政府が交渉に応じる可能性は高いはずだ。アメリカ対イランや対中国でそれら措置が功を奏すか否かはよくよく分かったはずだ。
この際対中が出たので述べておくと、米中貿易協議が再開したと言っても今までと変わらず平行線で終わると見るのが世間の目だ。何故なら両国に残された課題はほとんど全てが、中国の構造問題を根本から変えなければ解決しないものだからである。現時点では社会主義国が資本主義経済システムを採用した稀に見る国家を慣用的に受け入れるしか道は残っていないように見える。他組織を棚上げした二カ国での議論でなくWTOを介した協議になれば中国のシステム是正にも繋がるだろうが。しかしHUAWEIの禁輸措置を一部解禁したことは評価できよう。
しばしばWTO違反の可能性があるのでは? と報道されるがそれはどうだろうか?検討しよう。まず対象半導体材料三品目の包括的許可制の取りやめに関しては最恵国待遇違反の可能性が浮上する。韓国への煩雑な手続きを他国にも適用する必要がある、ということだ。今回のような非関税措置は国際社会においてしばしば使われる。例としてバナナの検査基準を厳しくし、事実上の輸出規制をかける ことが挙げられる。確かに最恵国待遇違反であるとの可能性は否定できない。しかしそれらに異議を唱えることは国内法とも絡んでくるので、国家の不干渉原則を侵害することになりかねない。その為WTO違反であると一概に言うのは困難であるとも言える。なんとも残念な限りだ。
次に八月をめどに適用される"ホワイト国からの除外"についてだ。
GATT21条安全保障上の重大な利益に反する場合において輸出制限をかけることを許可する という趣旨に今回の事例が該当するか否かということに議論は重きを置かれる。21条については安全保障という国家にとって死活的な関心を有する領域なため各加盟国に広範な裁量が与えられている。そのため21条違反であると言える可能性は低い。またここも勘違いされるところなのだがあくまで"ホワイト国"というものは国内管轄事項であるためホワイト国除外も自ずと国内管轄が及ぶ。そのためWTO法を適用して良いか?との疑問も浮かぶところだ。
以上のように長々と述べたが私はWTO違反であるから直ちに撤回するべきだ、と述べているわけでなく、日本がこれまで標榜してきた"多角的な貿易主義"の精神に相いれない ことに甚だ疑問を抱くと感じている。EUと反保護主義を推し進める日本が道を逸れてしまったら抑えが効かなくなる。逆説的に考えると、これほど国際上の日本の影響力は多大なものになっている ともとれる。
私は直ちに日本政府が今回の対応の再検討を求める。